2015.08.18
掲載情報: モノクロ絵の世界(ビー・エヌ・エヌ新社)
2013年から発表しはじめた道具シリーズで
掲載いただきました。
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モノクロ絵の世界 A Journey Through Monochrome Illustrations ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
単色で魅せる、イラストレーション、アート、ドローイング。
モノクロ絵の魅力は、紙と鉛筆が一本あれば生まれる、表現の原点としての親しみやすさと、
明暗だけで描かれる光景の幅と奥行きです。
一般的にはうまく描けると効率的で、知的な面白味のあるものですが、
シンプルがゆえに、注意深さやカラーとは異なる技術、センスを要する表現ともいえるでしょう。
本書は、国内外から選りすぐった現代のモノクロ絵を総覧できる一冊です。
69名の作家が使用した画材や技法を示し、色を絞ることで浮かび上がる線、筆触、リズムに迫ります。
色鮮やかな世界に慣れた視覚をリセットし、光と影、色彩の果てと果てを行き来する、
めくるめく体験へと誘います。
(2015年8月18日発売)