notes

2017.03.11

春の歌

16sakura

1703art

 

ラジオから春の歌聴いている。

季節が移ろい、くらしの中でも変化が続く。
こども向けの教室は今年度最後のじかんが終わったところで。
わたしにとってたったひとり、
はじめての生徒だった女の子が卒業を迎えました。

その子はちょうど6年前、震災から程なく
春分のころに生まれたひと。
(そしてなんと、わたしたちは誕生日が一緒だった)

ふたりで話していると、震災から今日まで、
それから自分が生まれてから今日までの
時の積み重ねみたいなものを不意に感じて、
不思議な気持ちになったっけ。

その後、だんだんと教室がにぎやかになって
最近ではそのことを忘れていたのだけれど、
写真を見返していて思い出した。

みんなすくすく育っているなー。
卒業していく子、あたらしくなかまに加わる子。
3月はセンチメンタル成分が多めながら、
確かにわくわくも芽を出している。

変わっていくもの、変わらず続いていくもの。
どちらも愛そう。
新陳代謝がはげしすぎてめまい。

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